ひょこりん

旗本婦人 伊東万喜

旗本・仕事は大番

伊東万喜の手紙 まつ手前事ハ、大坂表在番先一同 大丈夫ニて、小児お玉事も大丈夫ニて 留守中皆々薬一服も入不申、最早下りも六七十日に相成、悦まいらせ候、たま事も先とうかはつめい物ニて、此節ハいろいろけいつくしいたしまいらせ候、近所の子...
彦根藩世田谷領代官の妻 大場美佐

暑中見舞い

大場美佐の日記 安政七(万延元)年六月四日朝薄くもり天気 一御屋敷へ暑中見舞いニ御出被成、友御供の事、夜ニ入御帰り、福田へ御出の事、 (世田谷区、2013、『大場美佐の日記』(復刻版):16) 万延元(...
武士社会

武士社会はピラミッド

武士の身分体系は、主君を持たない浪人を別にすると、一番上に将軍がおり、そのすぐ下には一万石以上の領地を与えられた大名、その下には一万石未満の領地や俸禄を与えられた旗本や御家人などの幕臣や大名の家臣たちがいた。 村越一哲、2010、「...
武士階級の女性

武士社会になって女性の地位は低下?

     女性に対する抑圧と差別が目立ち始めてきたのは武家社会になってからのことである。 大竹秀男、1989、『「家」と女性の歴史』弘文堂: 218 大竹氏は武士社会になって「家」観念が形成されたことで父系の血統を重...
武士階級の女性

武士階級の女性のライフコース

武士階級の女性については、まだわからないことがたくさんあります。 なぜなら、残された資料が少ないからです。 武士社会は身分制社会であったため階級や藩ごとに規則がありました。 したがって、武士階級の女性だからといって一様で...
水戸藩下級武士の妻 関口きく

『武家の女性』関口きく

『武家の女性』関口きく 朝のきまった用事がすむと、主婦は縫いもの、糸くり、機おりなどにかかります。水戸のころを思うとすぐ、ビーンビーンと単調な音をたててまわる車の前で、いつも糸をひいていた母親の姿が目の前に浮ぶ・・・ (山川菊...
旗本婦人 伊東万喜

伊東万喜の手紙

伊東万喜の手紙 当人ハ、此上なきよき人、実ていもの 目うへの人ハさつはり御座なく、男女 つかひ余り余り楽過冥加ニあまり 御先祖様それから御老人様、段々御二方様の御陰と、勿体なく、昼夜存くらしまいらせ候 妻鹿敦子編、2013、『...
彦根藩世田谷領代官の妻 大場美佐

美味しそうなものが・・・

安政七(万延元)年六月朔日天気 一いづや女房来ル、みやケニようかん到来、千葉より使来り生ぶし小重へ・くわし到来、福田よりも届ケニてようかん到来、いづや女房同道ニてお梅・おミさ八幡様へ豪徳寺へも参詣ス、 (世...
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