水戸藩

水戸藩下級武士の妻 関口きく

幕末の水戸・混乱の原因

無知不学、目に一丁字のない文盲武士が横行して、尊攘の観念論をふりまわし、無意味な血を多く流した陰には、藩初からの権威主義的教育の効果がひそんでいたのではないだろうか。 山川菊栄、1991『覚書 幕末の水戸藩』:38 山...
水戸藩下級武士の妻 関口きく

烈公の偕楽園建設

偕楽園の梅は百余種、数千株に及び、諸大名からの寄附もあった。平時は花を楽しみ、戦時は梅干しを軍隊に供することを斉昭は目がけたものだが、花はたしかに幾代にもわたって万人の目を楽しませている。が、梅干しの方はというと、 「烈公さまは攘夷...
水戸藩下級武士の妻 関口きく

正月遊び

『武家の女性』関口きく お正月の14日の晩には、男の子たちが一軒ごとに立ち寄って〆縄輪飾りをはずして田んぼの中に大きな焚火をします。 これは水戸でもほかの地方でも「どんど」と呼ぶ所が多かったようですが、水戸では「ワーホイ」...
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